住商モンブラン

スイーツ甲子園は
想定外を越えて勝ち取った、
いちばん輝く星。

第18回スイーツ甲子園で優勝に輝いたのは、学校法人育成学園 育成調理師専門学校のチーム「Éclat fière(エクラ フィエール)」。昨年の3位から見事頂点に立ち、ペコちゃん賞とのダブル受賞も果たしました。今回は、栄冠をつかんだチームの福井せなさん(3年)、小泉瀬名さん(3年)、瀬川友梨奈さん(2年)と、製菓部顧問でありチーム監督を務める浅香美妃先生に、大会までの道のりや当時の想いを伺いました。

第18回大会優勝チームインタビュー!

スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦

学校法人 育成学園
育成調理師専門学校
「Éclat fière」エクラ フィエール

写真 左から瀬川さん、小泉さん、福井さん
(撮影:産経新聞社)

写真 左から鎧塚俊彦シェフ、チーム「エクラ フィエール」小泉さん/福井さん/瀬川さん、大森由紀子さん、永井紀之シェフ
チーム名の由来はフランス語で「誇り高い輝き」。(撮影:産経新聞社)

撮影:産経新聞社

部内の選抜を勝ち抜いた精鋭3名で
チームを結成

このたびは優勝おめでとうございます!まずは、今回のチームが結成された経緯からお聞きしてもいいでしょうか。

浅香先生:製菓部の中から希望者を募り、選考を行ったうえで上位3名のチームを結成しました。選考では基礎技術を見るため、1年生で習うジェノワーズの焼成とマジパンでのバラ作りを1時間以内に行ってもらいます。あわせて、一人ずつプレゼンを行い、大会への熱意も評価しました。

選考を勝ち抜いた精鋭チームだったんですね。決勝への出場が決まってから本番までは、どんな準備をされました?

浅香先生:できるだけ異なる条件で練習できるように、別の調理室でやったり、姉妹校の実習室を借りたり。本番さながらの練習を重ねました。
瀬川さん:でも本番前日の練習で、制限時間を5分オーバーしてしまって。急遽もう一回最後の練習をやりました。その結果、それまでで一番早い5分前で終わることができて。
福井さん:それでも5分前だったんですけど、終わった瞬間ちょっとうるうるしました。

本番までの準備期間を振り返って、心が折れそうになった瞬間はありましたか?

小泉さん:メンバー選考では上位から順に呼ばれるんですが、私が最後だったこともあって、2人より遅れを取っているような気持ちでした。みんなでいるときは笑顔でも、家に帰るとズーンと落ち込むみたいな。

どうやって乗り越えられたんですか?

小泉さん:2人もすごく頑張っていて、私ひとりじゃないと思えたことが励みになっていました。相談するといつも的確に答えてくれるのも心強くて。あとは、元気をもらえる曲を聴きながら、「落ち込むのは今日だけ。明日からまた頑張ろう」と気持ちを切り替えていました。

メンタルの立て直し方も本当にすごいですね。ほかのお二人はどうですか?

福井さん:私は昨年のほうが大変でした。何もかも初めてで、わからないことだらけで。
瀬川さん:私は経験のある先輩がいてくれたので、すごく心強かったです。

たしかに、経験のある先輩がいるというのは頼りになりますよね。

浅香先生:昨年出場した二人がいるので、自分たちで何をするべきか考えて準備してくれたので、今年はすごくスムーズでしたね。これを用意したらこの練習ができるねっていう感じで、自主的に進めてくれました。先輩二人はこの2年ですごく成長したと思います。

いよいよ迎えた本番では、想定外のトラブルが続出

いよいよ決勝当日を迎えるわけですが、本番ではいつも通りできましたか?

小泉さん:それが、いろいろハプニングがあって。持ち込んだバーナーのガスが切れていたときは、本当にどうしようかと思いました。絶対に使わないといけない飴のパーツがあったので、そのために残して、それ以外はできるだけ使わないようにしました。

でも、そこで軌道修正できたのがすごいです。

小泉さん:でも、トラブルはそれだけじゃないんです。用意されていたゴムベラが耐熱ではなかったので、飴を溶かして鍋から出そうとしたら変形してしまって。残った飴の量も減ってしまったので、予備の砂糖で調整してなんとか足りました。

本番は想定外のことが起きるものですね・・・

福井さん:実はまだあって(笑)。サイズの違う2つの生地を重ねるのですが、小さいほうの生地を底にしてしまったんです。真ん中の生地のほうが大きくなってしまって。もうやり直せない段階だったので、同じサイズになるように抜き直して、なんとか調整しました。ほかにも申請していたボールの数が足りなかったり、最後に飾りのハートが割れてしまったり、いろいろありました。

そんなトラブルを乗り越えて、優勝を勝ち取られたんですね。優勝が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか?

福井さん:ちょっと信じられなかったです。でもみんな泣いていて、先生も泣いていて、優勝しちゃったんだ!って気持ちがわいてきました。努力が報われたことがすごくうれしかったです。
瀬川さん:私も信じられなかったです。初めての大会で優勝させてもらって、あまり現実味がなくて。でも次の日は、タヒチ行けちゃう!って気分が上がりました。
小泉さん:私はペコちゃん賞に選ばれた時点で優勝はないと思っていたので、1位で名前を呼ばれたときも、え?っていう感じだったんです。でも昨年3位で悔しい思いをして、そこから優勝できたことがうれしくて、涙が止まらなくなりました。実は出場を迷っていた時期もあったんですが、先生やまわりの人にたくさん背中を押してもらったので、恩返しできたかなと思えた瞬間でした。

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作品名:Gratibelle(グラティベル)
7層構成のアントルメに繁栄と幸せの象徴であるクロカンブッシュを重ねたウェディングケーキ。パートナー、家族、友人への感謝と結婚式に集まった方々の幸せを願う想いが込められた作品。

大会での学びを力に、三人が描く理想のパティシエ像

この大会を通して、自分が一番成長したなっていうところってどこですか?

福井さん:1年生の頃は自分に自信がなくて、けっこう人嫌いな性格だったんです。でも、「スイーツ甲子園」を通して自信がついて、人と関わるのも上手になったねって言われるようになりました。
小泉さん:昨年3位という結果が出たことで、自分に少し自信が持てるようになりました。それに、1年生の頃に比べて周りを見る力もかなりついたと思います。アルバイトや部活の中でも、自分が今やるべきことを判断する力が身についたなと感じています。
瀬川さん:先輩たちの動きを見て「次はこれをしよう」と判断したり、周りに頼むときの伝え方を考えられるようになりました。先生方の言葉も、前より深い意味まで考えられるようになったと思います。

大会を振り返って、先生からの言葉やアドバイスで印象に残っていることはありますか?

福井さん:先生から何度も「時間は無限じゃない」と言われたことが一番心に残っています。その言葉を意識するようになってから、大会が終わった後も、実習中の時間の使い方や作業スピードが大きく変わったと思います。
小泉さん:「ただやればいいのではなく、考えて練習しないと意味がない」と言われたことが印象に残っています。それまでは、とりあえず練習すればいいと思っていたんですが、なぜ練習するのかをちゃんと考えるようになりました。
瀬川さん:言いたいことは二人とほぼ同じです(笑)。あとは、「台をきれいに、衛生的に」というのは日頃から言われています。1年生の頃はそこまで意識できなかったんですが、大会を通して台の汚れもすごく見えるようになって、自分の視野が広がったのかなと感じています。

皆さんにとって「スイーツ甲子園」というのはやはり特別な存在ですか?

浅香先生:生徒にとっては、憧れの大会だと思います。福井さんも小学生の頃、ちょうど本校が初めて出場した年の大会をテレビで見て、「こういう大会に出たい」と思って入学してくれました。
福井さん:2年連続出場して、優勝できて、人生の夢がひとつ叶ってしまいました。
瀬川さん:私は体験入学でスイーツ甲子園の存在を知って、そこから出たいと思うようになりました。
小泉さん:私も瀬川さんと同じで、体験入学がきっかけです。そのときは自分には遠い存在だと思っていたんですが、入学後に部活の先輩たちが練習している姿を見て憧れるようになりました。サポートにも入らせてもらう中で、だんだんと「自分も出たい」という気持ちが強くなっていきました。

(撮影:産経新聞社)

この経験を経て、将来については今どんなふうに考えていますか?

福井さん:卒業後はお店で働くことが決まっています。鎧塚シェフも仰っていましたが、とりあえず長く続けることをがんばりたいなと思っています。
小泉さん:私はホテルのペストリーで働く予定です。「スイーツ甲子園優勝」という肩書があることに少しプレッシャーも感じますが、でもそれに負けずに、もっともっと努力して技術も自分自身も高められたらいいなと思います。
瀬川さん:来年もぜひ出場したいと思っているので、先輩方から教えていただいたことを大切にしながら、自ら学んでいけるように、もっと知識や技術を吸収してがんばりたいと思っています。

今大会では「皆さんの身を守る役割を持つコックコートが、これからの人生のお守りになるように」という想いを込めてコックコートを贈らせていただきました。皆さんは将来、どんなパティシエになりたいですか?

福井さん:「人を幸せにしたい」というのがパティシエを目指した原点なので、細かいところまで技術を高めて、いろんな人に喜んでもらえるパティシエになりたいです。
小泉さん:私も、いろんな人に笑顔で帰ってもらえて、食べ終わったあとまで笑顔が残るようなスイーツを作れるパティシエになりたいと思っています。いつかはオーダーケーキのお店をするのが夢です。
瀬川さん:ケーキやお菓子を食べたときって自然に笑顔になりますよね。私も甘いものを食べるのがすごく好きで笑顔になるので、自分が作る側になって、その笑顔をほかの人にも届けたいなって思います。

取材/学校法人 育成学園 育成調理師専門学校
チーム「エクラ フィエール」福井さん、小泉さん、瀬川さん
顧問 浅香先生

顧問・浅香先生

■顧問・浅香先生からのコメント

「スイーツ甲子園」は、製菓部の部員にとって特別な大会です。出場する選手だけでなく、練習中から計量やタイムキーパーとして支えるメンバーにとっても、大きな刺激になります。1年生の頃からそうした役割を経験することで、技術面はもちろん、周囲を見て動く力や気持ちの面でも大きく成長していると感じています。見守る立場としては毎年とてもハラハラしますが、それ以上に、生徒たちの度胸やメンタルの強さには毎回感心させられます。

学校のエントランスには手作りの表彰台が用意されお祝いムード満点!

学校法人 育成学園 育成調理師専門学校

■学校紹介
学校法人 育成学園
育成調理師専門学校

■学校紹介
学校法人 育成学園
育成調理師専門学校

調理師を育成する高等専修学校。3年間で高校普通科の卒業資格と調理免許を同時に取得することができる。授業は専門科目を中心に構成されており、特に実習においては基礎から応用まで段階的に習得できる実践的なカリキュラムが特徴。挨拶や衛生、礼儀といった基本的な姿勢も重視し、社会人としての成長を促している。卒業後は調理師・パティシエとしての就職のほか、専門学校・大学への進路も可能である。

公式HP
スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦
主催:産経新聞社
公式サイト:https://sweets-koushien.com/

住商モンブランはスイーツ甲子園を通じて
お菓子作りが大好きな高校生の「夢」を応援します。

  • (撮影:産経新聞社)

第18回スイーツ甲子園では、
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きっと、未体験の動きやすさ。MONTBLANC SMOOTH-FIT COOK COAT

パティシエと共同開発厨房で50回以上の検証を実施し、調理中の動作に合わせて機能を設計。腕を上げ下げしても着くずれしにくい、肘を曲げ伸ばしてもつっぱらないなど、ストレスのない着心地が特徴です。デザインはシンプルに美しく整え、接客等フロアでの振る舞いもスマートに演出します。

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6-1121(白) 6-1120(黒)